【完】先生が意地悪で甘すぎる!〜激甘注意報発令中〜
「・・・今まで、ありがとうございました」
今日で本当にお別れかと思うと目頭が熱くなってくる。
この幸せに満ち溢れた日々も思い出に変わっていくのだろう。
付き合った日のことも、初めてキスをした日のことも、初めて家に遊びに行った日のことも。
担任の先生と恋人になって毎日楽しかった。けれどその分我慢もたくさんした。私も友だちとガールズトークしたかったし、手を繋いで遊園地や映画に行ってみたかった。
でも、幸せだった。
化学準備室で過ごす時間はいつも特別だった。
先生と一緒なら、何でも良かったのだ。
いろんな感情が入り混じって、泣きそうになってしまう。
「あと最後に───」
先生はソファに座る私の前で片膝を床につけた。