俺様系イケメンは、私にだけ様子がおかしい
「……あいつを庇うようなこと、なんで言うんだよ……」
「え?あ、そりゃ友達だもん!そう思ってるのは私だけかもしれないけど……」
響子ちゃんは自信を持って友達と言えるけど、望月君は私のことを響子ちゃんのオマケ程度にしか思ってない可能性はある。
そう考えていると、元宮君はしょんぼりとした顔でコーヒーを飲んでいる。
なんか可愛いな、この人…
「元宮君ごめんね、言い過ぎたね。元宮君にはそういう言葉使って欲しくなかったんだよ」
「……じゃあ、学校でもまたくっついていい?」
それとこれとは全く話が違うと思う。
けどシュンとした顔してる元宮君を見たら、近づくな、なんて到底言えない。
「い、良いよ…!でも、くっつき過ぎは駄目だよ!目立つからね!」
「ん……これもダメ?」
そう言うと、元宮君は私の手を両手で包み込むように握りしめた。
いきなりの事で固まってる私に、元宮君はキラキラとした目で見つめる。
「ゆづの手好きだよ、だから学校でも手繋ぎたい」
「えっ、いや……えぇ!? 」
「だめ?」
キャラが全然違うよ!!
今までの俺様系とは打って変わって、とろんとした顔で私を見つめてくる彼はでろでろに甘い。