天才外科医は激甘愛で手放さない~絶対に俺の妻にする~
 搭乗する際に見たときは緊張でまともに見れなかったけれど、

 一緒に男性を救ったからか同志のような繋がりを感じて、目の前の彼に安心感があった。

 互いに言葉を交わさず見つめあっていると、くすりと鼻で笑う。

 「君、ドジそうだと思ったが、意外と機転が利くんだな」

 「え?」

 はっきりと失礼なことを言われ、目を白黒させる。

 ドジ……ドジというのは、一番初めに荷物を全部落としてしまったこと?

 高まっていた気持ちが急落し、彼にじっとりとした視線を向ける。

 すると瀬七さんは私の反応を楽しむように喉奥で笑い、視線を合わせてきた。

 「もしよかったら、一緒に食事でもどうだ? これも何かの縁だし」
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