秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
背に壁が当たり、追い詰められるような感覚で、キスは、淫らに変わり、彼の手が体のラインを手のひらでなぞるのだ。
ブラウスのボタンを1つ、2つと、外していく指。
そして、指を入れて、はだけた先にある膨らみを指先がなぞる。
「消えてしまいましたね。約束を破ってしまった私に怒っていますか?」
「いいえ。でも、寂しかったです。また、つけてください」
「…可愛いことを。えぇ、つけてあげます。たくさん。私を忘れないように、寂しくないように、あちこちにつけてあげます」
まずは、胸からと、消えた場所に強く強く痕をつけるのだ。
また、痛みで涙が流れる。
それを舌先で舐めとった露美緒さんは、恍惚とした表情で、また、痕を残して、涙を舐めとるを繰り返していく。
胸に、お腹に、手首に、そして、スカートを捲られて、太ももにも。恥ずかしさに、屈む彼の頭を押さえつけても、手を抜く気はなく、いくつもつけられてしまった。
恥ずかしいけど、嬉しいが混ざり合うなか、甘い吐息が、肌にかかる。
「あなたを愛したい。できるなら、今すぐにでも…あなたの甘い香りを堪能したい」
首元で、匂いを嗅ぎながら唇で肌をなぞる。