秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

「えぇ、そうだったんですね。あの3人が途中で転校とかおかしいと思ってたんです」

「まぁ、私が追い払ってもよかったのですが、久世家をバカにしていた奴らに、久世の力を知らしめる機会でしたので、おかげで、あなたに手を出そうと思うバカはいなくなったでしょ」

「はい、平和な学生生活でした。ありがとうございます。やっぱり、露美緒さんは、私のヒーローです」

「ヒーローですか?」

「はい、スーパーですよ。もう、助けてもらうたびにトキめいてました」

「照れますね」

珍しく顔を赤らめる露美緒さんが、可愛いと思う。

「私は、遠くからあなたを見守っていました。学校を卒業して、お会いする機会が減っても、なんとかあなたと会える場には、顔を出していました。理央さんのお披露目会では、久しぶりに会うあなたは可愛らしく、お着物も似合っててお人形のようでした。当主や理央さんの警戒から、まだまだ私は半人前らしく、あなたに近寄る許可ももらえません。ですが、あの一瞬は、幸せでしたよ。あなたが、私の名前を初めて呼んで微笑んでくれたのです」

上を見て恍惚した表情で、思い出しているようだ。
< 51 / 57 >

この作品をシェア

pagetop