秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

「…その日は、それで満足できるはずだったのですが、加藤親子が、あなたに近づこうとするのを見て、焦りました。あなたを取られないように、早く認めてもらい、許嫁として紹介されなければならないと。あなたが、慌てて出ていく姿を加藤も見ていて先を越され、私も追いかけた後は、あなたが知る内容です」

「私は、許嫁がいると初めて聞かされて、飛び出したんです。いつか、久世の為に政略結婚するのだとわかっていました。ですが、既に会ったこともない許嫁が決められていて、会わせるとか言われてショックでした。だって、私、…露美緒さんをずっとお慕いしてたんですもの」

ぎゅっと抱きしめが強くなる。

「私もです。許嫁だと父から聞かされて、初めてあったあなたは可愛らしく、私があなたを守るのだと思いました。一目惚れですよ。力をつけあなたを得る為に、父より早く出世しなければと、頑張ってきました」

「私は、家同士、仲がよくないとわかっていたので、あなたが許嫁だと思いもしなかったです。だから、結婚しなければならないなら、その前に、あなたと恋がしたかった。あの日、私には、賭けだったんです。あなたが私との恋に付き合ってくれるのか」
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