秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

「ご存知ですよ。とても喜ばれてました。私達は、秘密の恋を楽しむ恋人達ですから、当主やご兄弟にバレないようにご協力的でした。お母様だけにでも認められて、あなたとの時間を何度か作ることができましたから、感謝しています」

「えぇ、えー、なら、あれ、演技なの⁈」

「演技ですか?」

「いえ、こちらのことです。なら、あの、送別会の夜も知っているということですか?」

「協力がなければ、あんな時間まで一緒にいれませんでしたよ。それに、ホテルにボディーガードが迎えにきていたでょう」

あぁ…と頭を抱えたくなる。

「てっきり、姉と玲央くんが協力者だとばかり」

「そこは、玲央さんだけです。あそこは、2人の問題なので私の口からは言えませんが、亜里沙さんとあなたが一緒にいたことにする為に、玲央さんに協力して頂きました。もちろん、この借りは、返しましたから、あなたは何も気にする必要はありません」

「わかりました。では、お父さまとの電話で、久世の犬とか演技とか、欺くという言葉が出てきたのでしょう?あなたを信じてますので、答えられないなら答えなくてもいいのですが、穏やかな内容ではなかったもので」

チュッ、チュッと、安心させるようにおでこにキスが落ちる。
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