私が一番あなたの傍に…
「そっか。そうだよね。これからゆっくり見つけていけばいいし」

いつか見つかると信じて、今からアンテナを多く張っていればいい。
そうすればいつか見つかるかもしれない。本当に自分がやりたいことを…。

「そうだよ。ゆっくりでいいんだよ。それにいつでも俺が隣にいるからさ、一緒に見つけていくし」

こうやって頼もしい彼氏がいる。本当に一緒に見つけてくれそうだ。

「そっか。愁と一緒に見つけてもらうのもありなのか…」

一人で頑張る必要はない。困った時は人に甘えることも大事だと改めて思い知った。

「俺は幸奈の彼氏なんだから、いつでも傍で寄り添うのは当たり前だ。もっと俺に頼ってくれてもいいからな。同棲も始めたわけだし」

一緒に頑張っていくって決めていたのに、それをできていなかったのは自分だ。頼ることすら知らなくて。一人で暴走しそうだった。
こんなに頼もしい彼氏はいない。もっと頼っていいんだ。これからはもっと頼ろうと思った。

「愁の言う通りだね。そうするよ。せっかく同棲を始めたんだから、愁に甘えられる時は甘えるよ。愁も私に甘えられる時は甘えてね」

お互いに持ち持たれつな関係でいたい。これから先もずっと…。

「おう。それはもちろん。俺だって幸奈に甘えたい時あるからな」

愁が甘えたい時があるのは知ってる。甘えたいモードに入った愁は分かりやすい。

「うん。知ってるよ。だって愁、分かりやすいもん」

私が指摘すると、愁の顔は一気に真っ赤になった。
バレていると知り、恥ずかしいみたいだ。まさかバレているとは思っていなかったみたいだ。
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