私が一番あなたの傍に…
「いいじゃん。似合うよ」

髪型を新しくしただけで、新鮮で。新しい一面が見れた気がした。

「本当か?実は俺も新しい髪型、気に入ってるんだ」

人は見た目が第一印象の上で大事だ。きっと愁は見た目のせいで損してきたこともあるのだろう。
だからこそ、愁は気合いを入れてきたんだと思う。見た目からも誠意が伝わるように。
今までと違う自分になれて、愁も良い気分転換になったのであろう。
私は愁がそれで気持ちが晴れやかになったのであれば、それで構わない。私自身としては、どんな愁でも好きだから。

「そっか。自分が気に入っていることが一番だと思う」

「そうだな。あと俺的には大好きな彼女に好評だったのも大きいけどな」

さり気なく私の意見も肯定してくれる。それが愁の優しさであり、愛情表現でもある。

「私の意見も大事だったんだね。そう言ってもらえて嬉しい」

「そりゃそうだろう。だって彼女にはいつまでもかっこいいって思ってほしいから」

それは私も同じだ。いつまでも彼氏に可愛いって思ってもらいたい。
私も愁と同じ様に、努力し続けられるように頑張ろうと思う。

「うん。そうだね。私もいつまでもそう思ってもらえるように、頑張ろうと思う」

愁のご家族に会う際は、私もできるだけ綺麗めな格好を意識して、お家にお邪魔しようと思う。
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