初な彼女と絆される僕
事情を知ったハラエが「わかった、俺が対応する」と気を利かせてくれ、代わってくれた。
「―――はい、はい。
そうですか。
申し訳ありません!
ちなみに、何時頃に?
…………あー、そうですか。
いえ!それは、こちらの報告のミスのせいです。
本当に申し訳ありませんでした!
はい、はい。
大丈夫です、ウシクラさんの良い時間にこちらが合わせます。
こちらの不手際なので。
はい、では明日」
「ハラエさん!あ、あの…」
「ん?大丈夫だよ!
ウシクラさんが勘違いしてる。
だって、電話してきたの今日の12時15分頃だって。
その時間は、中畠さんランチでいなかっただろ?
俺達もたまたま同じ定食屋にいたじゃん」
「あ、はい」
「明日の12時半に行くことになった。
この時間なら、なんとかあけられるから」
「すみません!!」
深く頭を下げる、李依。
「だから、いいって!
君が悪いんじゃないだろ?」
ハラエは肩に手を置き、頭を上げさせる。
「あ、あの!
明日、私も同行していいですか!?
ウシクラさんに、直接謝罪を……」
「うーん、そうだな。
ウシクラさん、気難しい人だもんな。
誠意を見せたらいいかもな!
わかった!
俺は、その後すぐに別のとこだから…現地解散なら」
「はい!!」
李依はその後、休憩室にいた。
「――――――中畠さん」
「あ…課長…」
勇剛は心配で、思わず後を追った。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です!」
勇剛に笑って見せる、李依。
「いいんだよ?
今はここに二人だから。
強がらないで?」
ゆっくり李依の頭を撫でると、緊張が溶けたようにあっという間に目が潤みだした。
「………」
でも、必死に泣くのを我慢している李依。
スカートを握りしめて、下唇を噛みしめていた。
「李依」
「………大丈…夫です…」
「李依!」
「課、長…は、戻…ってくだ…さ……」
「嫌だよ。
“公私混同はしない”
でも、こんな李依をほっておけない。
もしつきあってなくて、ただの部下でも、僕はここにいると思うから」
「…………じゃあ…一分だけ…」
そう言って李依は、勇剛の胸にコツンと額をくっつけた。
勇剛は、ゆっくり落ち着かせるように李依の背中を撫でていた。
「………」
その様子をこそっと見ていた、永輔。
何かを決心したように、鋭い表情をして課に戻っていった。
「―――はい、はい。
そうですか。
申し訳ありません!
ちなみに、何時頃に?
…………あー、そうですか。
いえ!それは、こちらの報告のミスのせいです。
本当に申し訳ありませんでした!
はい、はい。
大丈夫です、ウシクラさんの良い時間にこちらが合わせます。
こちらの不手際なので。
はい、では明日」
「ハラエさん!あ、あの…」
「ん?大丈夫だよ!
ウシクラさんが勘違いしてる。
だって、電話してきたの今日の12時15分頃だって。
その時間は、中畠さんランチでいなかっただろ?
俺達もたまたま同じ定食屋にいたじゃん」
「あ、はい」
「明日の12時半に行くことになった。
この時間なら、なんとかあけられるから」
「すみません!!」
深く頭を下げる、李依。
「だから、いいって!
君が悪いんじゃないだろ?」
ハラエは肩に手を置き、頭を上げさせる。
「あ、あの!
明日、私も同行していいですか!?
ウシクラさんに、直接謝罪を……」
「うーん、そうだな。
ウシクラさん、気難しい人だもんな。
誠意を見せたらいいかもな!
わかった!
俺は、その後すぐに別のとこだから…現地解散なら」
「はい!!」
李依はその後、休憩室にいた。
「――――――中畠さん」
「あ…課長…」
勇剛は心配で、思わず後を追った。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です!」
勇剛に笑って見せる、李依。
「いいんだよ?
今はここに二人だから。
強がらないで?」
ゆっくり李依の頭を撫でると、緊張が溶けたようにあっという間に目が潤みだした。
「………」
でも、必死に泣くのを我慢している李依。
スカートを握りしめて、下唇を噛みしめていた。
「李依」
「………大丈…夫です…」
「李依!」
「課、長…は、戻…ってくだ…さ……」
「嫌だよ。
“公私混同はしない”
でも、こんな李依をほっておけない。
もしつきあってなくて、ただの部下でも、僕はここにいると思うから」
「…………じゃあ…一分だけ…」
そう言って李依は、勇剛の胸にコツンと額をくっつけた。
勇剛は、ゆっくり落ち着かせるように李依の背中を撫でていた。
「………」
その様子をこそっと見ていた、永輔。
何かを決心したように、鋭い表情をして課に戻っていった。