初な彼女と絆される僕
「――――勇剛さんはないですか?」

ゆっくりデパート内を歩きながら、色んな店を見て回る。
僕は李依に似合いそうな服がないかとか、他にも何かプレゼントしたいなと考えながら見ていた。

そんな中、李依が見上げ言ってくる。

「ん?」

「欲しい物です!」

「僕?」

「はい!私も、勇剛さんに何かプレゼントしたいです!」

「僕は……」

欲しい物…
物じゃないけど“欲しい人なら”いるけどな。

「李依」

「はい!」

「いや、名前を呼んだんじゃなくて」

「へ?」

「―――――李依が欲しい」

僕は、李依を見下ろし微笑んだ。
どんな反応するのだろう。という冗談半分と、でも本心だよ。という本気半分な気持ちで。

「え…えーと…/////」

「うん」

「毎日はちょっと…//////」

「え?」

どうゆう意味だろ?

「あ!嫌とかじゃないんですよ!?
昨日、とっても幸せだったので。
ただ…ドキドキが半端ないんです…//////
なので、心臓が持ちません/////」

え?え?
ほんとに、何が言いたいかわからない。

「そ、それとも、毎日スるものなんですか?」

「何が?」

「え?だ、だから…
え、エエエ…エッチ…/////」
背伸びをして僕の耳に口を寄せ、小声で言ってきた李依。

「……/////」
そこでやっと、李依の真意がわかった。

「え?違うんですか?」
僕が固まっていたので、李依が首を傾げている。

「フッ…フフフ…ハハハーッ!!」
思わず、笑いが出た。
李依の反応が見たくて言った言葉だったのに、僕の方がやられてしまった。

ほんっと…ピュアで、真っ直ぐで、面白くて、可愛い。

そして――――こんなに声を出して笑うことも、李依に出逢うまでなかった。

李依に出逢って、色んな感情を知ってく。


「…………勇剛さん?」

「あ、ごめんね!
違うよ、李依」

「え?じゃあ…どうゆう…?」

「李依が欲しいってのは、李依の未来が欲しいって意味。
ずっと一緒にいたいってことだよ!」

そう言うと、李依は顔を真っ赤にして「はい/////嬉しいです…/////」と言ってはにかんだ。
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