俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
「おい。もう辞めとけ。飲み過ぎだ。」


「え?」
閉じそうになっていた目を見開いた。


先ほどまで、隣の奥のカウンターで飲んでいたあの男性が、私のお酒を持っている手を掴んでいる。


えーい。この際どうにでもなれ。
もう、ムキになっていた。


「あなたに関係ないでしょう?」


すると、彼は大きなため息を吐く。


「そんな顔をさせたやつは誰だ?」


「さぁね」
フッと笑って見せる。


すると彼は
「俺とくるか?一瞬で忘れさせてやる。」


彼の鋭い眼差しに、お腹の奥がズクンと疼いた。


「それはどうかしら」

つい、強がってしまう。

こんな時まで、素直に甘えられない。



「来い」

そう言って彼は、私の手をとったままスタスタと歩き出し、マスターに声をかけて店を出た。
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