俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
おいおい。
もっと気の効いた言葉は出なかったのかよ。

女に優しくする事なんてした事がない俺は、つい、いつもの様に話しかけてしまっていた。


すると彼女が、驚きその大きな瞳に俺を映した。

心臓がおかしな動きをしている。
彼女を握った俺の手は、震えていたかもしれない。


彼女は意外にも、俺の手を振り解こうとはしなかった。

しっとりと、今にも吸い付きたくなるような、白くて透き通った綺麗で滑らかな肌。

そして、想像した通りの澄んだ声で、でもどこか挑発的な顔で

「あなたに関係ないでしょ?」


はっ。おもしろい。あんなに、今にも泣き出しそうに、か弱く儚く酒を煽っていた女。

強がるのも今のうちだ。
俺がお前の、鎧を剥き、暴いてやる。
そして、そんな顔をさせた奴の事なんか一瞬で忘れさせてやる。

愛して、愛して、愛し抜く。
けして俺なしではいられないように。
一生愛する。生涯守り抜いてやる。
そう胸に誓った。
勝手に。
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