添い寝だけのはずでしたが
慌てて手を振り払って飛びのくと、大きな口を開けて笑っている。


「なに警戒してるんだよ、俺の専属メイドだろ? それぐらいのことは当然」


「それは……眠れない時に、お仕事として……」


「じゃあ夜に改めて頼むか」


ふう……。


添い寝係として割り切ればできることも、今は恥ずかしくてできない。


「そうは言っても学校ではニセカノだし、今日は彼女らしいことでもしてもらおうか」


彼女らしいこと!?


「話し相手……とか?」


「ははっ、笑わせるなよ」


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