添い寝だけのはずでしたが

優しく、ゆっくりと体中にキスを落とされる度に、胸が熱くなってもっと葵さまと近付きたいと思ってしまう。


 壊れ物を触るように、私に少しずつ触れていく。



葵さまを見ていたいのに恥ずかしくて目を閉じてしまう私に、


葵さまは甘い言葉をたくさん浴びせてくる。







その夜は一晩中……


お互い触れ合って、幸せを共に感じていた……。







そんな甘い夜を過ごしたあと、私たちはある決心をした。



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