呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
その手になぜか、懐かしさのようなものを覚えた。
初めて会ったはずのアレシュ王子。
金髪に緑の瞳、明るい太陽のような空気を持つ男性で、服装は緑のフロックコートにクリーム色のシャツ、銀糸で細部羽まで刺繍された衣装は見事で、帝国では目にすることがないものだった。
美しい姿に、文句ばかりだった侍女たちも沈黙した。
「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。出迎えていただいたと聞き、お礼を申し上げなければと思っていたところです」
ヴェール越しで表情が見えにくいけれど、アレシュ様が笑ったのがわかった。
「どうしているかと思っていたが、元気そうで安心した。シルヴィエ皇女。あなたをお茶会へ招待しても構いませんか?」
かしこまった様子で、アレシュ様は私をお茶会へ誘ってくださった。
「まあ! お茶会! 私、お茶会に招待されるのは初めてです!」
思わず口から飛び出した私の言葉に、侍女たちは慌てて言い訳をする。
「シルヴィエ様はお体が弱かったので、お茶会に出席されたことがありません」
「お茶会など、シルヴィエ様には無理です。倒れてしまいます!」
「そうか? すごく元気そうだが?」
初めて会ったはずのアレシュ王子。
金髪に緑の瞳、明るい太陽のような空気を持つ男性で、服装は緑のフロックコートにクリーム色のシャツ、銀糸で細部羽まで刺繍された衣装は見事で、帝国では目にすることがないものだった。
美しい姿に、文句ばかりだった侍女たちも沈黙した。
「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。出迎えていただいたと聞き、お礼を申し上げなければと思っていたところです」
ヴェール越しで表情が見えにくいけれど、アレシュ様が笑ったのがわかった。
「どうしているかと思っていたが、元気そうで安心した。シルヴィエ皇女。あなたをお茶会へ招待しても構いませんか?」
かしこまった様子で、アレシュ様は私をお茶会へ誘ってくださった。
「まあ! お茶会! 私、お茶会に招待されるのは初めてです!」
思わず口から飛び出した私の言葉に、侍女たちは慌てて言い訳をする。
「シルヴィエ様はお体が弱かったので、お茶会に出席されたことがありません」
「お茶会など、シルヴィエ様には無理です。倒れてしまいます!」
「そうか? すごく元気そうだが?」