呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
17 呪われた皇女
結婚式が終わったけれど、私とアレシュ様が二人きりになれるチャンスは一度もなかった。
――はぁ、どうしましょう。
私の呪いについて、アレシュ様に説明できたらと思っていたのに、お兄様の計画は完璧で、夜のパーティーまでの時間は別室で過ごし、会えるのはこの時だけ。
一緒にきた侍女や兵士は、私がアレシュ様と二人きりになるのを妨害し続け、パーティーにはお兄様も参加し、さらにお兄様と同行した兵士と侍女の人数も増え、状況は厳しい。
――それだけではありません。長年のひきこもり(軟禁状態)だったから、人に酔って気分が……
これは大誤算だった。
不死身の皇女なんて、調子に乗っていた自分が恥ずかしい!
「ううっ……。不甲斐ないです」
それでも倒れないよう懸命に意識を集中し、背筋を伸ばす。
「なんて、たおやかな方でしょう」
――はぁ、どうしましょう。
私の呪いについて、アレシュ様に説明できたらと思っていたのに、お兄様の計画は完璧で、夜のパーティーまでの時間は別室で過ごし、会えるのはこの時だけ。
一緒にきた侍女や兵士は、私がアレシュ様と二人きりになるのを妨害し続け、パーティーにはお兄様も参加し、さらにお兄様と同行した兵士と侍女の人数も増え、状況は厳しい。
――それだけではありません。長年のひきこもり(軟禁状態)だったから、人に酔って気分が……
これは大誤算だった。
不死身の皇女なんて、調子に乗っていた自分が恥ずかしい!
「ううっ……。不甲斐ないです」
それでも倒れないよう懸命に意識を集中し、背筋を伸ばす。
「なんて、たおやかな方でしょう」