呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「そんなことありません。そのうち、町にも行ってみたいですし、王宮だけでなく、色々な方々とふれあいたいと思ってます。やりたいことがたくさんありすぎて、困ってるんです」
嬉しい悩みだけど、一日の時間は限られていて、なかなか実践できない。
頬に手をあて、ため息をついた。
なにがおかしかったのか、アレシュ様は声を殺して笑っていた。
毎日が珍しい物ばかりで、今日のアレシュ様の肩掛けの織物も初めて見る物だった。
この国の物は、どこか神秘的な雰囲気がある。
「素敵な織物ですね。昨日見た織物と同じ素材の糸でできているのに、まったく違う気がします」
「ああ、わかるか? 絹糸にもランクがある。それぞれの糸に合った使い方をしている」
「興味深いですね」
すでに何枚も織物を見てきた。
目新しさはあるけれど、私はこの国を『異国』とは思わなくなってきていた。
「興味があるなら、週末に織物工房へ出かけよう」
「はい! ぜひ! シュテファン様もお連れください。この間、私が蜂蜜農家を見学したと言ったら、とても羨ましがっていました」
「わかった。シュテファンも誘おう」
嬉しい悩みだけど、一日の時間は限られていて、なかなか実践できない。
頬に手をあて、ため息をついた。
なにがおかしかったのか、アレシュ様は声を殺して笑っていた。
毎日が珍しい物ばかりで、今日のアレシュ様の肩掛けの織物も初めて見る物だった。
この国の物は、どこか神秘的な雰囲気がある。
「素敵な織物ですね。昨日見た織物と同じ素材の糸でできているのに、まったく違う気がします」
「ああ、わかるか? 絹糸にもランクがある。それぞれの糸に合った使い方をしている」
「興味深いですね」
すでに何枚も織物を見てきた。
目新しさはあるけれど、私はこの国を『異国』とは思わなくなってきていた。
「興味があるなら、週末に織物工房へ出かけよう」
「はい! ぜひ! シュテファン様もお連れください。この間、私が蜂蜜農家を見学したと言ったら、とても羨ましがっていました」
「わかった。シュテファンも誘おう」