呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
3 妹を傷つけた罰
 帝国の政治と皇帝を支える皇宮。
 皇宮はロザリエを救うべく、高価な薬や高名な医者を集め、皇宮は必死に治療を試みた。
 その一方で――

「第一皇女シルヴィエを皇宮の奥へやれ!」

 皇帝陛下のお父様の命令により、私は今までの部屋から移された。

「食事もロザリエが回復するまで、一切与えるな! 水のみだ!」

 ――第一皇女を餓死させるつもりなのだ。

 そんな噂が皇宮内に流れた。
 私をロザリエ以上に苦しませ、殺そうとしているらしい。
 お父様の怒りはすさまじく、私は誰の目にもつかないような皇宮の奥、荒れた土地に追いやられ、話さえ聞いてもらえなかった。

「弁明さえ、させてもらえないのですね……」

 手入れされてない部屋には、冷たい風が入ってくる。
 最低限の身の回りの品が置かれていた。
 そして、庭には物置小屋がひとつ。
 帆布や農具などの壊れ、捨てるに捨てられなかったものが、押し込められている。

「牢屋じゃなかっただけ感謝しなくては! ここなら、生き延びることができます!」

 死んでなるものかと、自分を奮い立たせた。
 私に生きろと、誰も言ってくれない。
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