呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「倒れた子供たちのところに、私を連れていってください」
「は、はい!」
もし、毒であるのなら、それほど猶予はない気がした。
毒の種類にもよるけれど、私なら毒の原因を当てられる。
「大司教様。念のため、解毒薬をいただいてもよろしいですか?」
「もちろんです!」
水の廟で働く者たちが、解毒薬や治療に使えそうな薬をかき集め、大量に持たせてくれた。
「ヴァルトルを連れていけ。なにかあれば、ヴァルトルがシルヴィエを守る」
「はい! 子供たちを助けたら、すぐに戻ってきます!」
心配そうな顔をしたアレシュ様に、私は微笑んだ。
ヴァルトルは、私と村人の上を飛び、追いかけてくる。
――大丈夫。ヴァルトルの目はアレシュ様の目。見守ってくれている。
馬を走らせ、到着した森の奥――辿り着いた村の中は混乱し、母親たちの泣き叫ぶ悲痛な声が聞こえてきた。
「は、はい!」
もし、毒であるのなら、それほど猶予はない気がした。
毒の種類にもよるけれど、私なら毒の原因を当てられる。
「大司教様。念のため、解毒薬をいただいてもよろしいですか?」
「もちろんです!」
水の廟で働く者たちが、解毒薬や治療に使えそうな薬をかき集め、大量に持たせてくれた。
「ヴァルトルを連れていけ。なにかあれば、ヴァルトルがシルヴィエを守る」
「はい! 子供たちを助けたら、すぐに戻ってきます!」
心配そうな顔をしたアレシュ様に、私は微笑んだ。
ヴァルトルは、私と村人の上を飛び、追いかけてくる。
――大丈夫。ヴァルトルの目はアレシュ様の目。見守ってくれている。
馬を走らせ、到着した森の奥――辿り着いた村の中は混乱し、母親たちの泣き叫ぶ悲痛な声が聞こえてきた。