呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
このあたりは、美味しいキノコが多く採れることで有名だと、教えてもらった。
キノコ料理を楽しみにしていたけれど、まさかこんな事件が起きるとは思っても見なかった。
「実は子供たちがキノコ狩りへ行ってきたんです。確認したつもりだったのですが……」
「いや、見た目が似ているキノコもある。今日は数も多かったからな」
キノコを調べ、食べられるキノコに選り分けたと思っていた大人たちが、責任を感じ、深く落ち込んだ。
「間違えることもあります。解毒薬を飲めば、すぐによくなりますから、安心してください」
「シルヴィエ様、ありがとうございます」
「よかった! 私の子供が助かるのね!」
解毒薬はたくさんもらった。
けど――
「キノコの毒に効く解毒薬は……」
毒の成分がわかっても、他国の薬で、どれがキノコの毒に効く解毒薬なのかわからない。
テーブルに並べた解毒薬を眺め、焦っていると、ヴァルトルが薬の前に立ち、くちばしで薬が入った袋をひとつ叩く。
飲ませるべきなのは、炭の色をした薬であることを教えてくれた。
「アレシュ様、ありがとうございます」
キノコ料理を楽しみにしていたけれど、まさかこんな事件が起きるとは思っても見なかった。
「実は子供たちがキノコ狩りへ行ってきたんです。確認したつもりだったのですが……」
「いや、見た目が似ているキノコもある。今日は数も多かったからな」
キノコを調べ、食べられるキノコに選り分けたと思っていた大人たちが、責任を感じ、深く落ち込んだ。
「間違えることもあります。解毒薬を飲めば、すぐによくなりますから、安心してください」
「シルヴィエ様、ありがとうございます」
「よかった! 私の子供が助かるのね!」
解毒薬はたくさんもらった。
けど――
「キノコの毒に効く解毒薬は……」
毒の成分がわかっても、他国の薬で、どれがキノコの毒に効く解毒薬なのかわからない。
テーブルに並べた解毒薬を眺め、焦っていると、ヴァルトルが薬の前に立ち、くちばしで薬が入った袋をひとつ叩く。
飲ませるべきなのは、炭の色をした薬であることを教えてくれた。
「アレシュ様、ありがとうございます」