呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
仲良く会話をしていたはずなのに、突然の出来事だった。
お父様とお母様に愛されて育ったロザリエ。
どれだけ考えても嫉妬する理由がわからなかった。
「病状がよくなったら、本人に尋ねるしかないですよね」
――また会いに来てくれるだろうか。
今のところ、誰も私を訪ねてきた家族はいない。
餓死計画進行中である。
誰もこなくて当然だった。
少しでも快適にしようと、物置小屋に入っていた帆布を使って、タープを作る。
外壁から、紐を伸ばし、地面に固定。
雨風を遮るおしゃれなタープが完成した。
素敵な日よけができて、勢いづいた私は部屋の毛布やシーツはお日様の下に干し、壊れたドアは木の蔓で応急処置を施す。
黙々と働く私を見て、監視の兵士たちはポカンとしていた。
「ここにいるのは、皇女だよな?」
「もしかして大工か? いや、庭師か?」
混乱している兵士たちに、にこっと微笑んだ。
向こうも釣られて微笑み、『しまった!』という顔をしていた。
「お、おい。気を付けろ。ロザリエ皇女が死にかけているのは、シルヴィエ皇女の呪いのせいだと聞いているぞ!」
「そうだよな……」
お父様とお母様に愛されて育ったロザリエ。
どれだけ考えても嫉妬する理由がわからなかった。
「病状がよくなったら、本人に尋ねるしかないですよね」
――また会いに来てくれるだろうか。
今のところ、誰も私を訪ねてきた家族はいない。
餓死計画進行中である。
誰もこなくて当然だった。
少しでも快適にしようと、物置小屋に入っていた帆布を使って、タープを作る。
外壁から、紐を伸ばし、地面に固定。
雨風を遮るおしゃれなタープが完成した。
素敵な日よけができて、勢いづいた私は部屋の毛布やシーツはお日様の下に干し、壊れたドアは木の蔓で応急処置を施す。
黙々と働く私を見て、監視の兵士たちはポカンとしていた。
「ここにいるのは、皇女だよな?」
「もしかして大工か? いや、庭師か?」
混乱している兵士たちに、にこっと微笑んだ。
向こうも釣られて微笑み、『しまった!』という顔をしていた。
「お、おい。気を付けろ。ロザリエ皇女が死にかけているのは、シルヴィエ皇女の呪いのせいだと聞いているぞ!」
「そうだよな……」