呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「ありがとうございます。でも、あの……?」
まだ詳しくない私は、なぜ彼らがこれほど歓迎してくれたのか、わからなかった。
「王立医療院は、毒の神の加護を受けた王族の方により、創設されました」
「今もなお、医療院に集められた知識により、多くの人間を助けているのです」
「そうだったのですか」
毒の神の化身であるレネは人見知りで、髪飾りに隠れていたけれど、ひょこっと顔だけ出した。
その小さな蛇に、医療院のトップである男性は、深々と頭を下げた。
男性の後ろには、緑の制服を着た侍女たちが並ぶ。
「シルヴィエ様……。旅先でのご活躍を耳にし、ずっと後悔しておりました」
「調子がいいと思われるかもしれませんが、私たちに謝罪させていただけますか」
風の宮の侍女たちが並び、床に手をつき、目を伏せる。
「申し訳ありませんでした」
「お赦しいただけるのであれば、侍女として仕えさせていただけますでしょうか」
侍女たちに近寄り、私はすとんとしゃがみ、同じ目線の高さになる。
顔を上げて、侍女たちは驚き、私を見つめた。
その瞳は涙で濡れていた。
まだ詳しくない私は、なぜ彼らがこれほど歓迎してくれたのか、わからなかった。
「王立医療院は、毒の神の加護を受けた王族の方により、創設されました」
「今もなお、医療院に集められた知識により、多くの人間を助けているのです」
「そうだったのですか」
毒の神の化身であるレネは人見知りで、髪飾りに隠れていたけれど、ひょこっと顔だけ出した。
その小さな蛇に、医療院のトップである男性は、深々と頭を下げた。
男性の後ろには、緑の制服を着た侍女たちが並ぶ。
「シルヴィエ様……。旅先でのご活躍を耳にし、ずっと後悔しておりました」
「調子がいいと思われるかもしれませんが、私たちに謝罪させていただけますか」
風の宮の侍女たちが並び、床に手をつき、目を伏せる。
「申し訳ありませんでした」
「お赦しいただけるのであれば、侍女として仕えさせていただけますでしょうか」
侍女たちに近寄り、私はすとんとしゃがみ、同じ目線の高さになる。
顔を上げて、侍女たちは驚き、私を見つめた。
その瞳は涙で濡れていた。