呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
けれど、私たちが帰るのを一番待っていたのは、国王陛下だったかもしれない。
「父上と母上が、庭で待ってるよ! ハヴェルが庭をすごく綺麗にしてくれたんだ」
シュテファン様の案内で、私とアレシュ様は庭へ行く。
そこには、ドルトルージェ王国らしい鮮やかな花が増え、私が好きな雪の花も植えられていた。
「おかえりなさいませ」
ドルトルージェ王国の庭師たちと庭で作業をしていたハヴェルが、こちらを向き、挨拶をした。
「ただいま帰りました。ハヴェル、とても美しい庭ですね」
「完成にはまだ遠いですが、シルヴィエ様の意見をお聞きしたいと思い、お帰りを心待ちにしておりました。旅はいかがでしたか?」
「とても有意義でした。見てください。私の髪飾りのところに、レネがいるんですよ」
「これが、毒の神……」
初めて見たらしく、ハヴェルは驚いていた。
「ええ。呪いではなく、加護だったんです。みなさんと手を繋いでも平気ですし、食事も一緒に食べられて、ヴェールも手袋もいらないんです」
前に手を伸ばし、旅で少し日焼けした肌を見せて、私は笑った。
「父上と母上が、庭で待ってるよ! ハヴェルが庭をすごく綺麗にしてくれたんだ」
シュテファン様の案内で、私とアレシュ様は庭へ行く。
そこには、ドルトルージェ王国らしい鮮やかな花が増え、私が好きな雪の花も植えられていた。
「おかえりなさいませ」
ドルトルージェ王国の庭師たちと庭で作業をしていたハヴェルが、こちらを向き、挨拶をした。
「ただいま帰りました。ハヴェル、とても美しい庭ですね」
「完成にはまだ遠いですが、シルヴィエ様の意見をお聞きしたいと思い、お帰りを心待ちにしておりました。旅はいかがでしたか?」
「とても有意義でした。見てください。私の髪飾りのところに、レネがいるんですよ」
「これが、毒の神……」
初めて見たらしく、ハヴェルは驚いていた。
「ええ。呪いではなく、加護だったんです。みなさんと手を繋いでも平気ですし、食事も一緒に食べられて、ヴェールも手袋もいらないんです」
前に手を伸ばし、旅で少し日焼けした肌を見せて、私は笑った。