呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
アレシュ様は余裕の表情で、お茶を口にする。
「お前は本当に好戦的だな」
「血筋ですよ」
国王陛下は反対せず、二人はよく似た顔で微笑みあった。
アレシュ様は強く、私にはレネがいるから、心配する必要はない。
――大丈夫。
そう思った私の視線の先に、ちらりと見えたのは、黒髪の男。
ハヴェルが草木の陰に潜んでいた。
私が見ていることに気づくと、ハヴェルは身を翻し、去っていくのがわかった。
その姿を見つめ、この国に帝国が、争いを持ち込まないことを私は、心から祈っていた――
「お前は本当に好戦的だな」
「血筋ですよ」
国王陛下は反対せず、二人はよく似た顔で微笑みあった。
アレシュ様は強く、私にはレネがいるから、心配する必要はない。
――大丈夫。
そう思った私の視線の先に、ちらりと見えたのは、黒髪の男。
ハヴェルが草木の陰に潜んでいた。
私が見ていることに気づくと、ハヴェルは身を翻し、去っていくのがわかった。
その姿を見つめ、この国に帝国が、争いを持ち込まないことを私は、心から祈っていた――