呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
部屋と畑を眺め、素敵なタープの下に石材のテーブルと椅子を置いて、くつろぐ私を見つめる。
「楽しんでいらっしゃいますね……」
「ええ。以前の部屋より、庭が広くて、日当たりも最高なんですよ。資源もたくさんあるから、やりがいがあります」
侍女たちは前向きな私に感動していた。
「私たち、なにかできないかと思いまして、シルヴィエ様がロザリエ様を殺すわけがございませんと、皇帝陛下に申し上げました!」
「それから、こっそりパンを持って参りました。これをどうぞ」
侍女たちの親切心からしてくれたことだろうけど、それを受けとるわけにはいかなかった。
――なんてこと。きっとお父様は、これを理由に彼女たちを解雇するわ。
お父様が望むのは、邪魔な私の死だけであり、人望ではない。
むしろ、私を慕う人間を疎ましく思っている。
「いいえ。ロザリエが回復するまではいただけません。お父様のご命令ですから」
「でも……」
「それより、私は身を清め、神様にロザリエを助けていただけるよう祈ろうと思います」
侍女たちの未来も……
「楽しんでいらっしゃいますね……」
「ええ。以前の部屋より、庭が広くて、日当たりも最高なんですよ。資源もたくさんあるから、やりがいがあります」
侍女たちは前向きな私に感動していた。
「私たち、なにかできないかと思いまして、シルヴィエ様がロザリエ様を殺すわけがございませんと、皇帝陛下に申し上げました!」
「それから、こっそりパンを持って参りました。これをどうぞ」
侍女たちの親切心からしてくれたことだろうけど、それを受けとるわけにはいかなかった。
――なんてこと。きっとお父様は、これを理由に彼女たちを解雇するわ。
お父様が望むのは、邪魔な私の死だけであり、人望ではない。
むしろ、私を慕う人間を疎ましく思っている。
「いいえ。ロザリエが回復するまではいただけません。お父様のご命令ですから」
「でも……」
「それより、私は身を清め、神様にロザリエを助けていただけるよう祈ろうと思います」
侍女たちの未来も……