呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
王子の暗殺計画を企てたお兄様を歓迎するなんて、誰も思っていなかった。
すでにドルトルージェ王国側の行動は、こちら側の予想を裏切っている。
――お姉様の力に気づいたということは、アレシュ様を殺すために送り込まれた妻だと気づいているはずなのに、嫌われている様子はない。
むしろ、お姉様を敬い崇拝しているのだ。
この国、なんだかおかしいわ……
お姉様が毒の神の加護を受けていると知ったドルトルージェ王国は、大喜びしていると聞いた。
その上、帝国の皇女、皇帝の後継者である私より、注目を集めている。
全員の視線は私ではなく、お姉様に向いていた。
「ロザリエ、元気にしていましたか?」
私の目の前に現れたお姉様は、帝国にいた時より、ずっと美しくなり、淡い水色に染められたレースのサマードレスを身につけていた。
白いレースのパラソルと手袋、ウエストリボン。
長い銀髪は手入れされ、サラサラと音をたて、銀糸のごとく風になびいている。
その隣には、金髪と緑の瞳をし、鷹を腕にとまらせ、圧倒的な存在感を持つアレシュ様。
文句のつけようがないほど、二人はお似合いだった。
すでにドルトルージェ王国側の行動は、こちら側の予想を裏切っている。
――お姉様の力に気づいたということは、アレシュ様を殺すために送り込まれた妻だと気づいているはずなのに、嫌われている様子はない。
むしろ、お姉様を敬い崇拝しているのだ。
この国、なんだかおかしいわ……
お姉様が毒の神の加護を受けていると知ったドルトルージェ王国は、大喜びしていると聞いた。
その上、帝国の皇女、皇帝の後継者である私より、注目を集めている。
全員の視線は私ではなく、お姉様に向いていた。
「ロザリエ、元気にしていましたか?」
私の目の前に現れたお姉様は、帝国にいた時より、ずっと美しくなり、淡い水色に染められたレースのサマードレスを身につけていた。
白いレースのパラソルと手袋、ウエストリボン。
長い銀髪は手入れされ、サラサラと音をたて、銀糸のごとく風になびいている。
その隣には、金髪と緑の瞳をし、鷹を腕にとまらせ、圧倒的な存在感を持つアレシュ様。
文句のつけようがないほど、二人はお似合いだった。