呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「私の呪いが毒の神だったと、ロザリエに、ずっと説明したいと思っていました」
「知っているわよ。毒の神の加護を受けているんでしょ?」
お姉様は驚かず、静かにうなずいた。
なんだか、お姉様は帝国にいた時と雰囲気が少し違う。
以前から、落ち着いたところがあったけれど、王太子妃になったからか、威厳が備わり、堂々として見えた。
「毒の神の化身をレネと名付けました。とても可愛いのですよ」
律儀に毒の神は挨拶しようとしたのか、お姉様の髪から、銀色の蛇が顔を出した。
「蛇!? 信じられない!」
手で追い払おうとした私を見て、お姉様はさっと身をかわした。
「私に危害を加えると、レネは攻撃するので、気を付けてくださいね」
「私の体を蝕んでいるのは、呪いではなく毒だってこと?」
「はい。それも複雑で、解毒が困難な毒です」
それはすでに身をもって知っている。
お父様は高名な治癒師や薬草師を呼んだけど、誰も治せなかったのだから……
「ロザリエに会えたら、渡そうと思って、用意したものがあるんです」
「私に? なにをたくらんでるの?」
「知っているわよ。毒の神の加護を受けているんでしょ?」
お姉様は驚かず、静かにうなずいた。
なんだか、お姉様は帝国にいた時と雰囲気が少し違う。
以前から、落ち着いたところがあったけれど、王太子妃になったからか、威厳が備わり、堂々として見えた。
「毒の神の化身をレネと名付けました。とても可愛いのですよ」
律儀に毒の神は挨拶しようとしたのか、お姉様の髪から、銀色の蛇が顔を出した。
「蛇!? 信じられない!」
手で追い払おうとした私を見て、お姉様はさっと身をかわした。
「私に危害を加えると、レネは攻撃するので、気を付けてくださいね」
「私の体を蝕んでいるのは、呪いではなく毒だってこと?」
「はい。それも複雑で、解毒が困難な毒です」
それはすでに身をもって知っている。
お父様は高名な治癒師や薬草師を呼んだけど、誰も治せなかったのだから……
「ロザリエに会えたら、渡そうと思って、用意したものがあるんです」
「私に? なにをたくらんでるの?」