呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「でも、さすがに小麦を植えるスペースはないかも」
残念に思いながら、空を仰ぐ。
空には、ずっと鷹が飛んでいて、大きな翼が太陽を遮る。
「気持ち良さそうに飛んでいますね」
しばらく、鷹を眺めてから、視線を下に向けた。
そこには、お兄様が持ってきた私への贈り物が置いてあった。
「持ち帰るのを忘れたのでしょうか?」
お兄様の贈り物を拾い上げ、それを監視の兵士に渡す。
兵士たちは困った顔をして、私を見た。
「ラドヴァン様の贈り物を受け取られたほうが、よろしいのではありませんか?」
「今夜、盛大なパーティーが開かれるんですよ。きっとそれで、シルヴィエ様を気遣ったんですよ」
見張りの兵士たちは、私の暮らしぶりをよく知っている。
贅沢品などは与えられず、お兄様が持ってきたお菓子やドレスは、目にすることもできない生活を過ごしていた。
きっと可哀想にと思ったに違いない。
くっ……!
同情されるなんて、私もまだまだです!
「私は惨めとは思ってません。パーティーに出席できないのも以前と同じですし、なにより、この生活は、私にとってやりがいがあります!」
残念に思いながら、空を仰ぐ。
空には、ずっと鷹が飛んでいて、大きな翼が太陽を遮る。
「気持ち良さそうに飛んでいますね」
しばらく、鷹を眺めてから、視線を下に向けた。
そこには、お兄様が持ってきた私への贈り物が置いてあった。
「持ち帰るのを忘れたのでしょうか?」
お兄様の贈り物を拾い上げ、それを監視の兵士に渡す。
兵士たちは困った顔をして、私を見た。
「ラドヴァン様の贈り物を受け取られたほうが、よろしいのではありませんか?」
「今夜、盛大なパーティーが開かれるんですよ。きっとそれで、シルヴィエ様を気遣ったんですよ」
見張りの兵士たちは、私の暮らしぶりをよく知っている。
贅沢品などは与えられず、お兄様が持ってきたお菓子やドレスは、目にすることもできない生活を過ごしていた。
きっと可哀想にと思ったに違いない。
くっ……!
同情されるなんて、私もまだまだです!
「私は惨めとは思ってません。パーティーに出席できないのも以前と同じですし、なにより、この生活は、私にとってやりがいがあります!」