呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
崩れ落ちた兵士たちを見下ろし、夜空を見上げた。
空から見た銀髪の少女がいるのは、この先である。
「誰も来ない場所か……」
まるで、閉じ込められているようだ。
いや、閉じ込められているのだ。
通路に鉄格子があった。
先に進む前に、庭園の庭に咲く花を摘む。
そこにいるのは、俺の予想が正しければ、第一皇女シルヴィエ。
部屋の窓から灯りがこぼれ、庭に接する廊下を照らす。
同じ皇宮で、華やかな誕生パーティーが開かれているとは思えないくらいの差。
それは、小さく頼りない灯りだった。
「ん……? 畑?」
立派な畑が広がっている。
「パン焼き窯?」
趣味の域を超えた出来栄え。
シルヴィエ皇女はいったいここでなにをしているんだ……?
「閉じ込められているのは間違いなさそうだが」
窓と扉には鍵がついた鉄格子がある。
鍵がかかり、部屋へ入れないようになっていた。
夜風に乗って届く楽の音を聴いているのか、窓が少しだけ開けられている。
窓のそばにいたのは、銀髪の少女。
ショールを羽織り、寝間着姿で本を読んでいた。
「シルヴィエ皇女殿下」
空から見た銀髪の少女がいるのは、この先である。
「誰も来ない場所か……」
まるで、閉じ込められているようだ。
いや、閉じ込められているのだ。
通路に鉄格子があった。
先に進む前に、庭園の庭に咲く花を摘む。
そこにいるのは、俺の予想が正しければ、第一皇女シルヴィエ。
部屋の窓から灯りがこぼれ、庭に接する廊下を照らす。
同じ皇宮で、華やかな誕生パーティーが開かれているとは思えないくらいの差。
それは、小さく頼りない灯りだった。
「ん……? 畑?」
立派な畑が広がっている。
「パン焼き窯?」
趣味の域を超えた出来栄え。
シルヴィエ皇女はいったいここでなにをしているんだ……?
「閉じ込められているのは間違いなさそうだが」
窓と扉には鍵がついた鉄格子がある。
鍵がかかり、部屋へ入れないようになっていた。
夜風に乗って届く楽の音を聴いているのか、窓が少しだけ開けられている。
窓のそばにいたのは、銀髪の少女。
ショールを羽織り、寝間着姿で本を読んでいた。
「シルヴィエ皇女殿下」