呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
お兄様はそんなお姉様を見て、辛そうな表情を浮かべていた。
それは、自分がお姉様にやったことを後悔している顔だった。
――善人ぶって、次期皇帝のお兄様に取り入っているんだわ!
そして、自由になろうとしている。
強がっているだけで、ここでの生活が辛いから、お兄様の力を借りようと目論んでいるに違いない。
でも、そうはさせないわ!
「お姉様の考えはわかってるのよ。善人のふりをして、ここから出たいって思ってるんでしょ。お姉様は一生、ここで暮らすの。閉じ込められて生きるのよ!」
さすがにここまで言えば、お姉様もショックを受けるはず。
「ロザリエ。せっかく来てくれたのですから、お茶でもいかが?」
「お茶を用意しなくていいわよ! もう戻るんだから!」
「そう……」
しゅんっとして、お湯を沸かそうとしていた手を止める。
皇女なのに、お茶を自分で用意しなくてはいけないなんて、あえりない状況なのに、お姉様は順応していた。
――兵士に命じ、ここにあるものをすべて壊してやるわ!
そう思った瞬間、お兄様が言った。
それは、自分がお姉様にやったことを後悔している顔だった。
――善人ぶって、次期皇帝のお兄様に取り入っているんだわ!
そして、自由になろうとしている。
強がっているだけで、ここでの生活が辛いから、お兄様の力を借りようと目論んでいるに違いない。
でも、そうはさせないわ!
「お姉様の考えはわかってるのよ。善人のふりをして、ここから出たいって思ってるんでしょ。お姉様は一生、ここで暮らすの。閉じ込められて生きるのよ!」
さすがにここまで言えば、お姉様もショックを受けるはず。
「ロザリエ。せっかく来てくれたのですから、お茶でもいかが?」
「お茶を用意しなくていいわよ! もう戻るんだから!」
「そう……」
しゅんっとして、お湯を沸かそうとしていた手を止める。
皇女なのに、お茶を自分で用意しなくてはいけないなんて、あえりない状況なのに、お姉様は順応していた。
――兵士に命じ、ここにあるものをすべて壊してやるわ!
そう思った瞬間、お兄様が言った。