呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
敵国の皇女が、歓迎されるとは、思っていなかったから、それを聞いて嬉しかった。
「そうですか。アレシュさまにお会いできず、残念です。次は必ず、私を呼んでくださいね」
侍女は冷ややかな目で私を見た。
「シルヴィエ様。自分の役割を理解されていらっしゃいますか?」
「もちろんです」
――ええ。もちろん、わかってます。
まず、夫となるアレシュ様には、私が神から呪いを受けた身で、触れると危険であることを知らせる。
申し訳ないことだけど、アレシュ様には愛人を作っていただくしかない。
出迎えてくれるほど、優しい方なら、誠意を持って、説明すればわかっていただけるはず。
妃の待遇は望みません!
「私は知識を生かし、役立ってみせます!」
侍女たちは勘違いしたのか、拍手をする。
――あっ! 違うんですよ? 私の知識を生かすのは、嫁ぎ先で役立つためで、暗殺じゃないんです。
そう言おうとしたけれど、馬車の外を見た瞬間、あまりの素晴らしさに、言葉を失った。
「まあ……!」
小高い王宮から見下ろせる王都の街並み。
市場のテント、たくさんの人。
「そうですか。アレシュさまにお会いできず、残念です。次は必ず、私を呼んでくださいね」
侍女は冷ややかな目で私を見た。
「シルヴィエ様。自分の役割を理解されていらっしゃいますか?」
「もちろんです」
――ええ。もちろん、わかってます。
まず、夫となるアレシュ様には、私が神から呪いを受けた身で、触れると危険であることを知らせる。
申し訳ないことだけど、アレシュ様には愛人を作っていただくしかない。
出迎えてくれるほど、優しい方なら、誠意を持って、説明すればわかっていただけるはず。
妃の待遇は望みません!
「私は知識を生かし、役立ってみせます!」
侍女たちは勘違いしたのか、拍手をする。
――あっ! 違うんですよ? 私の知識を生かすのは、嫁ぎ先で役立つためで、暗殺じゃないんです。
そう言おうとしたけれど、馬車の外を見た瞬間、あまりの素晴らしさに、言葉を失った。
「まあ……!」
小高い王宮から見下ろせる王都の街並み。
市場のテント、たくさんの人。