私と彼の溺愛練習帳
二人のダンスの見事さよりも、見えてしまうのでは、とハラハラした。
そうして、無事にダンスを終えて二人がお辞儀をする。
ドローンもお辞儀するように高度を低くした。その後、さっと飛び去ってしまう。
あ! と思ったが、見てしまった。
そして、驚いた。
男女はちゃんと水着を着ていた。
会場からは笑いとともに拍手が起きた。
男女は再度お辞儀をしてからステージを降りた。
「面白い演出ね!」
「合わせるの大変だったよ。舞台は生ものだから、結局はダンサーに合わせてもらうんだけど」
閃理は苦笑した。
最後は真っ暗な中、スタートした。
LEDを付けたドローンとスポットライトを浴びたダンサーが入れ替わりながら踊る。
ドローンとダンサーが機敏に動く。
衝突しないかとハラハラがしたが、スレスレでかわしながらくるくると回る。
最後は演者がお辞儀をした。
ドローンが機体を傾かせた。雪音にはそれが西洋式のお辞儀に見えた。
会場は拍手に包まれた。
拍手がなりやまないまま、会場にライトがつく。
五つのステージのすべてのダンサーが出てきて、お辞儀をする。
拍手がいっそう大きくなった。
ひとしきりの拍手を浴びて、ダンサーたちは両側にはけていった。
司会が公演の終了と、再度の来場のお礼を言った。
「すごかった」
雪音は興奮を抑えられずに言う。
「楽屋に呼ばれてるんだ。一緒に来てくれる?」
「いいの?」
そんなの初めてだ。
会場を出て、関係者以外立ち入り禁止と書かれた札の横を通って一緒に歩いて行く。
ドラマみたいに花がいっぱいあったりしないんだな、と狭い通路を歩きながら思った。
楽屋、と書かれているドアをノックすると、どうぞ、と返事があった。
ドアを開けた瞬間、中から若い女性の声が上がった。
「閃理さん!」
「みんな、閃理さんが来たよ!」
そうして、無事にダンスを終えて二人がお辞儀をする。
ドローンもお辞儀するように高度を低くした。その後、さっと飛び去ってしまう。
あ! と思ったが、見てしまった。
そして、驚いた。
男女はちゃんと水着を着ていた。
会場からは笑いとともに拍手が起きた。
男女は再度お辞儀をしてからステージを降りた。
「面白い演出ね!」
「合わせるの大変だったよ。舞台は生ものだから、結局はダンサーに合わせてもらうんだけど」
閃理は苦笑した。
最後は真っ暗な中、スタートした。
LEDを付けたドローンとスポットライトを浴びたダンサーが入れ替わりながら踊る。
ドローンとダンサーが機敏に動く。
衝突しないかとハラハラがしたが、スレスレでかわしながらくるくると回る。
最後は演者がお辞儀をした。
ドローンが機体を傾かせた。雪音にはそれが西洋式のお辞儀に見えた。
会場は拍手に包まれた。
拍手がなりやまないまま、会場にライトがつく。
五つのステージのすべてのダンサーが出てきて、お辞儀をする。
拍手がいっそう大きくなった。
ひとしきりの拍手を浴びて、ダンサーたちは両側にはけていった。
司会が公演の終了と、再度の来場のお礼を言った。
「すごかった」
雪音は興奮を抑えられずに言う。
「楽屋に呼ばれてるんだ。一緒に来てくれる?」
「いいの?」
そんなの初めてだ。
会場を出て、関係者以外立ち入り禁止と書かれた札の横を通って一緒に歩いて行く。
ドラマみたいに花がいっぱいあったりしないんだな、と狭い通路を歩きながら思った。
楽屋、と書かれているドアをノックすると、どうぞ、と返事があった。
ドアを開けた瞬間、中から若い女性の声が上がった。
「閃理さん!」
「みんな、閃理さんが来たよ!」