恋愛(純愛)
完
志月 彩珠/著

- 作品番号
- 1716577
- 最終更新
- 2024/02/15
- 総文字数
- 16,295
- ページ数
- 18ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 5,981
- いいね数
- 16
そんなの信じない。
嘘に決まってる。
そう、心にリフレインする思い。
それでも…。
「好き」の気持ちは深く重くて、
自分でも悲しいくらいに真っ直ぐだった。
河野美南(こうのみな)22歳
「好きだよ!大好き!」
彼を幼い頃から一途に慕う。
×
なんで…。
突然、手の届かない場所へキミはいなくなった。
その理由を知りたくて、彷徨う心。
如何して、こうなってしまったんだろう。
篠井詠太郎(ささいえいたろう)23歳
「ありがとな」
なかなか彼女の告白を素直に受け取れない。
何時も何時も軽く受け流すキミ。
そろそろ、私は………。
そろそろ、私、は………。
START:2024/01/23
END:2024/02/13
嘘に決まってる。
そう、心にリフレインする思い。
それでも…。
「好き」の気持ちは深く重くて、
自分でも悲しいくらいに真っ直ぐだった。
河野美南(こうのみな)22歳
「好きだよ!大好き!」
彼を幼い頃から一途に慕う。
×
なんで…。
突然、手の届かない場所へキミはいなくなった。
その理由を知りたくて、彷徨う心。
如何して、こうなってしまったんだろう。
篠井詠太郎(ささいえいたろう)23歳
「ありがとな」
なかなか彼女の告白を素直に受け取れない。
何時も何時も軽く受け流すキミ。
そろそろ、私は………。
そろそろ、私、は………。
START:2024/01/23
END:2024/02/13
- あらすじ
- 幼馴染の詠太郎に、幼い頃から恋をし続け、何万回と告白をしている美南。けれど、ある日詠太郎の衝撃的な言葉を聞いてしまい、それを境に詠太郎との接点を全て切った。そのまま詠太郎に告げる事もなく、地方の大学へと進学し、四年後地元に帰ってくると、詠太郎が其処にいて…。VDに送る、切なくも純粋な二人の恋の物語。あの時、詠太郎が言い掛けた言葉とは?そして、美南が手放そうとしている恋心は如何なっていくのか?
この作品のレビュー
2025/11/02 14:56
投稿者:
蒼井深可
さん
やわらかでやさしい
チョコレートは多くの工程を経て作られる。原料のカカオを育てるところから。
この作品はバレンタインデーと言う特別な日を含め、大切に重ね、重ね、もどかしく行き場のない想いも喜びであふれる気持ちもていねいに育てた本物のラブストーリー。
ふたりで育てた愛をこれからも大切にしてほしい。
そう素直に思えるすてきなお話でした。ぜひ、ご覧ください。
レビューを見る
2024/02/14 17:44
投稿者:
魅洛
さん
四年間の想いは雪になり
とても素晴らしい作品でした。
切ないストーリーの始まりはさながら、ラストの思いがけない展開への発展、見事です。
美しい文章の中、時折ふふっと笑ってしまうコミカルな部分とが混在し次のページをめくるのが楽しみでした。
十五分前後で読み切れる長さの話、寝る前、夜のまったりとした時間を癒してくれる、そんな心温まるお話です。
本当に素晴らしい作品、ありがとうございました。
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