クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「麗ちゃん。今日は楽しかったわ。
さんざん着せかえさせて、疲れちゃったわよね⁇
ごめんなさいね。
でも、今度は一緒にショッピング行きましょうね!!」

お袋はすっかり麗が気に入ってしまったようだ。


「それじゃ、俺が全部買ってやるかな」
親父も相当だ。


陽平は、やれやれと苦笑いしている。
「麗ちゃん。騒がしくてごめんな。
母さんも父さんも、娘ができてよっぽど嬉しいみたいだ。兄貴の事、よろしくな」


「みんな、ありがとう。受け入れてくれて。
パパ、ママ、陽平くん。
これからも、よろしくお願いします!!」

すっかり仲良くなった麗は、笑顔で応えている。

執事の田中やメイド達も出てきて、大勢に見送られる。

「それじゃ。またな。」

そう言って、俺たちは車に乗り込んだ。
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