クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
ん⁇
あれ⁇
してこない。
目を開けて純平をみる。
すると純平は、ニヤニヤいたずらっこの顔をしていた。
「純平!!キス!!今、する流れだったでしょ!!」
ムードも何もない、デカい声で叫ぶ。
「クックックックッ。最高だな、麗は」
そう言って、優しいキスをくれた。
「へへへ。もっと」
おねだりしちゃおう。
「言ったな?」
途端に、細かなキスが顔中に降りかかってきた。
「ちょ!!あははは!!違う違う!!」
大型犬に襲われてる気分だ。
でも楽しい!!
私もだ!!
そう思って、今度は私も真似して仕返しする。
すると純平は、私を抱っこしたまま、何と水中に潜った。
そして手が離されて、ザバ!!っと2人で顔を出す。
「純平!!」
「あははは。楽しいな。麗」
「もう!!」
そう言って、純平に飛びかかろうとしたが、純平がまた潜って逃げた。
私も、負けじと追いかける。
この日の為に、水泳を習ってたんだ!!