婚約者の浮気相手は母でした。
「あの二人は、絶対に見つけ出さなければならないわ。少なくとも一人ずつぶん殴ってやらないと気が済まないわよ」
「姉さん……やけにやる気だね?」
「ええ、急にやる気が湧いてきたわ。イルルド、明日からのためにも早めに休みましょう」
「あ、ああ、それはもちろんいいけれど……」
私はベッドに寝転がって、隣を叩いた。
しかしイルルドは、一向に動かない。訳が分からないというような顔を、私に見せてくるだけである。
「どうかしたの?」
「……いや、僕は自室に戻るよ」
「え?」
「昼間は、流れで確かにそこで寝たけど、僕だってもう子供じゃないんだ。姉さんと一緒には寝られないよ」
「そう……まあ、あなたがそう言うなら無理強いはしないわ」
気分的にイルルドにはいて欲しい気もしたが、私は彼の意思を尊重することにした。
本人も言っている通り、彼ももう大人だ。よく考えてみれば、思春期真っただ中である訳だし、姉と一緒に寝るなんて流石に恥ずかしいのだろう。
そんなことを考えながら、私は明日からのために早めに休むのだった。
「姉さん……やけにやる気だね?」
「ええ、急にやる気が湧いてきたわ。イルルド、明日からのためにも早めに休みましょう」
「あ、ああ、それはもちろんいいけれど……」
私はベッドに寝転がって、隣を叩いた。
しかしイルルドは、一向に動かない。訳が分からないというような顔を、私に見せてくるだけである。
「どうかしたの?」
「……いや、僕は自室に戻るよ」
「え?」
「昼間は、流れで確かにそこで寝たけど、僕だってもう子供じゃないんだ。姉さんと一緒には寝られないよ」
「そう……まあ、あなたがそう言うなら無理強いはしないわ」
気分的にイルルドにはいて欲しい気もしたが、私は彼の意思を尊重することにした。
本人も言っている通り、彼ももう大人だ。よく考えてみれば、思春期真っただ中である訳だし、姉と一緒に寝るなんて流石に恥ずかしいのだろう。
そんなことを考えながら、私は明日からのために早めに休むのだった。