婚約者の浮気相手は母でした。
もっとも、どちらから持ち掛けたとしても二人とも最低であることは変わらない。どちらかがまともであったなら、関係なんてそもそも持たなかったはずだ。
「なんか段々と腹が立ってきたわね……」
「え? ね、姉さん……」
そこで私は、自分の腹の底からぐつぐつと湧き上がってくる感情に気付いた。
今まではとても悲しかったが、考えてみればどうして私があの二人のような人達のために、落ち込まなければならないのだろうか。
リビルト様なんて、最低な人である。いくら紳士的で優しかろうとも、彼の本質は婚約者がいながら人妻に手を出す獣だ。いくら皮を被っていても、それは変わらない。
お母様だってそうだ。夫がいる身で、娘の婚約者と関係を持つ。妻としても母親としても最低である。
挙句の果てに、駆け落ちなんて意味がわからない。
一体あの二人は、どこまで人に迷惑をかければ気が済むのだろうか。
「なんか段々と腹が立ってきたわね……」
「え? ね、姉さん……」
そこで私は、自分の腹の底からぐつぐつと湧き上がってくる感情に気付いた。
今まではとても悲しかったが、考えてみればどうして私があの二人のような人達のために、落ち込まなければならないのだろうか。
リビルト様なんて、最低な人である。いくら紳士的で優しかろうとも、彼の本質は婚約者がいながら人妻に手を出す獣だ。いくら皮を被っていても、それは変わらない。
お母様だってそうだ。夫がいる身で、娘の婚約者と関係を持つ。妻としても母親としても最低である。
挙句の果てに、駆け落ちなんて意味がわからない。
一体あの二人は、どこまで人に迷惑をかければ気が済むのだろうか。