ぼくは思う。
 予め書いておきたい。
ぼくはどちらの肩も持たないし批判もしない。
その上で少々きついかもしれないけれど思うことを書かせてもらう。

 ジャニー事件が大問題に発展して以後、性被害 性暴力の話題が溢れるようになってきた。
それは芸能界に限った問題ではない。
野球界でも一般社会でも同じこと。
 もちろん性被害 性暴力を受けないことがいいんだけど、受けた時の対処を真剣に考える時に来ているようだ。

 今回、mさんが標的にされ週刊誌で地獄のように騒がれてしまった。
他には手が無かったのだろうか?
 人が人を裁くことなどたかが知れているから考えてほしかったと思う。
真実であれば警察に告発して調べてもらうことも出来たはず。
または民事訴訟という手も有った。
 それが何ゆえに週刊誌による報道だったのか?
 有名人であればあるほど、その影響力は計り知れないほど大きくなるのだ。
 もちろん、告白者を悪く言うつもりは無い。
されど、それがもし虚偽であったならどうなるか?
そこまで考えての告白だったのだろう。

 以前から芸能界には「金と薬と女と反社は付き物だ」と言われてきた。
さらには「色恋は芸の肥やし」とまで言われてきた。
 だから当然、、、という風習のような物も有ったのかもしれない。
 これまでスキャンダルで芸能界を追われた人は数知れない。
もちろん、スキャンダルに揉まれながらも懸命に活動している人たちも多い。
 ぼくは思う。
 そろそろ芸能界自らが腹を切り血を吐いてでも風習を打ち消す努力をすべき時に来たのではないかと。

 思えばアテンドが騒がれたのは一昨年である。
そして薬屋乱交などあれよあれよという間に様々なスキャンダルが暴露されてきた。
その追い風の中でジャニー事件が暴露され、今回の問題も噴き出していった。
 一般人が数十年掛かっても手にしないような大金をギャラとして受け取る以上、その行動は社会の模範とならなければいけない。
しかし、一部にはこうしてスキャンダルを撒き散らしている人間が居るのも現実。
 一昨年、あれだけ騒がれておきながら平然と仕事を続けている人たちも居るのではないか?
 いい加減にトカゲのしっぽ切りではなく大胆に改革を断行してもらいたいものだ。
 天極まれば地獄に落ちる。 そのような人間をこれ以上出してほしくない。
 そして「有名人だから大丈夫だろう」という甘い考えも捨て去ってもらいたいものだ。
 歪んだ見方をすれば「有名になりたいのか?」とか「かまってほしいのか?」とか「金が欲しいのか?」とか
様々に言うことも出来るが、個人への言及はしない。
 しかし、この流れを見ていると「あいつを追い落とすためにはこのネタ」と言わんばかりに週刊誌も動いているように見えて仕方が無いのだ。
 人間である以上、動物である以上、我慢できないことはたくさん有るだろう。
しかし、有名人 一般人を問わずにもっと理性を持ってもらいたい。
 大金を持ったがゆえに理性を無くすのであればそれは畜生である。
愚かは畜生だと言われる。
 不倫 乱交 薬 性暴力、、、そのような問題を起こした人間は厳しく対処されなければいけないし、
ぼくらも今後の芸能界がどう身を削って改革していくのかを見詰めて行かなければいけない。
 紅白にだって様々な疑惑が有るのだから、徹底的に自浄作用を発揮してもらいたいものだ。
決して一部の不祥事で終わらせてはいけない。
いい気になり過ぎだ。
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