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[グシ探偵
小栗 順
グシの事なら何でも]
グシ探偵!
「珍しい職業ですね」
実は、もし居たら会って見たかった。グシ探偵さん。僕の理想の職業だよ。
「はい。あと俳優業を少々。」
ガタン。僕はずっこけてしまった。今思えば何故か、なんだけど。
「すいません」
「いえいえそういうのは慣れてます」
僕は思った。カメラこそ無いものの、何かの練習なんじゃないかな。御芝居? いや
「ところで、僕ぁ本当のグシを探しています。何かグシの事で手掛かりをご存知でしょうか?」
こうなったら質問返し。
「君にとってグシって何?」
「オーノー。グシについては基本的に秘密です。お教えしましょうか? ちょっと」
小栗 順
グシの事なら何でも]
グシ探偵!
「珍しい職業ですね」
実は、もし居たら会って見たかった。グシ探偵さん。僕の理想の職業だよ。
「はい。あと俳優業を少々。」
ガタン。僕はずっこけてしまった。今思えば何故か、なんだけど。
「すいません」
「いえいえそういうのは慣れてます」
僕は思った。カメラこそ無いものの、何かの練習なんじゃないかな。御芝居? いや
「ところで、僕ぁ本当のグシを探しています。何かグシの事で手掛かりをご存知でしょうか?」
こうなったら質問返し。
「君にとってグシって何?」
「オーノー。グシについては基本的に秘密です。お教えしましょうか? ちょっと」