溺愛執事は貧乏お嬢様を守り抜く
私の後から入ってくるとよく通る大きな声で挨拶。


「みなさん、おはようございます」


すると教室中のクラスメイト達から返事が返ってくる。


「おはよう、若葉さん、紫音さん」  


執事に髪を整えられながらこちらを向くお嬢様。


「紫音、若葉ちゃんおはようー」


執事と授業の予習をしているお嬢様。


他にも執事にいれてもらったお茶を飲みながら授業が始まるまでゆったり過ごすお嬢様もいる。


ここ1年桜組は桜桃学園でも特にお金持ちのお嬢様達が集められた特別なクラス。


この学園は裕福な子女達が属するエクスクルーシヴ科と執事科に分かれていて。


エクスクルーシヴ科では、大企業の経営者に相応しい教養を身に着けられるカリキュラムが組まれている。


そしてそれぞれの生徒に1人づつ専属の執事がついてお世話する。
< 26 / 341 >

この作品をシェア

pagetop