社内捜査は秘密と恋の二人三脚

「溶解させる意味を考えるべきだな」

 関根さんの言葉に斉藤さんが頷いた。

「これは……想像以上にマズイかもな」

 ひと通り棚を見渡した鈴木さんが言う。関根さんも頷いた。

「ええ。二部だけ廃棄量が多い。気付くものはいるでしょうね」

 鈴木さんと関根さんが顔を見合わせている。

「俺も関根課長に手伝いますよ。この量から探すには男手が必要だ」

「そうですね。助かります」

 私は三人に言った。

「すみません、私は自分の棚へ移動します。それでは失礼します」
< 48 / 385 >

この作品をシェア

pagetop