スカイ・ネイル
気がつくと、反射的に体が動いていた。
遠くの方で俺を呼ぶ声が聞こえる。
あいつらは他の奴らとは違う。
力目当てで近づいてきたんじゃない。
けど・・・。
「あなたなら一人で生きていける。
許して、レイ」
俺は、いない方がよかった人間だ。
最初から。
俺さえいなければ。
すると突然強い力で後ろから腕を引かれた。
振り返るとそこには息を切らしているリースの姿。
「どこ行くんだよ!やっぱり何考えてるか、全然わかんないなっ、お前」