スカイ・ネイル
やはりケンさんが苦戦しただけあって彼女のスピードについていくのがやっとだ。
このままじゃ先にこっちの体力が底を尽いてしまう。
それなら・・・。
「カスケード!!」
唱えるとどこからともなく滝のような水流が出現し、大きな渦を巻いてニィに襲いかかる。
しかしそれはいとも簡単に交わされてしまい彼女はつまらなさそうな顔をする。
「これは、余裕」
「・・・・・・そうか」
行き場を失った水流には目もくれず、その隙をついて俺は再びスペクルムを出現させた。