スカイ・ネイル



「その人の命を奪ったところで、何の解決にもならない。それに、ステラさんはそんなことを望むような人なのか?」



「っ・・・五月蝿い!俺はただ、あの日々を・・・・・・取り戻したいだけだ!!」




こちらに駆け出すと剣が振り上げられ、それを防ぐと共に甲高い音が辺りに響き渡る。



「失われた命はこの世に戻ることはない!あなたもそれはわかるだろう」



「・・・・・・認めたら」



「?」






「それを認めたら、本当に姉さんは死んでしまう」





「!」






彼の中では、まだ受け入れられていないんだ。


十年以上経った今でさえ、姉がこの世を去ったことを。




まだどこかに存在していて、帰ってくると本気で・・・・・・。





< 408 / 430 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop