スカイ・ネイル
「その人の命を奪ったところで、何の解決にもならない。それに、ステラさんはそんなことを望むような人なのか?」
「っ・・・五月蝿い!俺はただ、あの日々を・・・・・・取り戻したいだけだ!!」
こちらに駆け出すと剣が振り上げられ、それを防ぐと共に甲高い音が辺りに響き渡る。
「失われた命はこの世に戻ることはない!あなたもそれはわかるだろう」
「・・・・・・認めたら」
「?」
「それを認めたら、本当に姉さんは死んでしまう」
「!」
彼の中では、まだ受け入れられていないんだ。
十年以上経った今でさえ、姉がこの世を去ったことを。
まだどこかに存在していて、帰ってくると本気で・・・・・・。