まさか私が告白されるなんて

「そろそろ、怖くなってきた」

私は数秒迷った後、そう言った。
本音でもある。
楽しいのだけれど、少しずつ恐怖心と酔いの気持ち悪さが勝って来た。

「分かった」

そう言って琢磨君は段々とブランコのスピードを遅くして、最終的にブランコを止めた。

「ふう、助かったよ」

そう言って、ブランコを降りる。
琢磨君に当たらないように、よじよじと。

そして、私が降り終わったあと、琢磨君も降りた。

「大丈夫?」

その場に座り込む私に、琢磨君が声をかける。

「うん、大丈夫」

私は琢磨君の手を借り、立ち上がった。

< 46 / 154 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop