まさか私が告白されるなんて
「そろそろ、怖くなってきた」
私は数秒迷った後、そう言った。
本音でもある。
楽しいのだけれど、少しずつ恐怖心と酔いの気持ち悪さが勝って来た。
「分かった」
そう言って琢磨君は段々とブランコのスピードを遅くして、最終的にブランコを止めた。
「ふう、助かったよ」
そう言って、ブランコを降りる。
琢磨君に当たらないように、よじよじと。
そして、私が降り終わったあと、琢磨君も降りた。
「大丈夫?」
その場に座り込む私に、琢磨君が声をかける。
「うん、大丈夫」
私は琢磨君の手を借り、立ち上がった。