まさか私が告白されるなんて
「そう言えば、なんで私の事を好きになったの?」
それを聞いて琢磨君は目を丸くした。
私の言葉が少し理解できてないのだろうか。
「僕は前に言ったように――」
「そうじゃなくて、……きっかけってこと」
私が訊きたいのは、そうきっかけ。
明らかに琢磨君の方が素のポテンシャルが高い。
明らかに釣り合っていないと感じる。
琢磨君は元々クラス内でそこまで目立つような人では無かった。
でも、少なくても、私とはくらいが全然違う人だ。
「それ、言わなきゃダメかな」
そう言って自分の頬をポリポリと掻く琢磨君。
恥ずかしいのだろうか。
「言いたくないのならいいけど……」
こういうのは、あまり無理強いする者ではないと、分かっている。
「じゃあ、ごめん」
そう言って琢磨君は頭を下げた。
こういわれては仕方がない。
「いつか、話してね」
「うん」