まさか私が告白されるなんて

そして早速琢磨君が私の足元へ、ボールを転がして来た。
なるほど、とすぐに私は琢磨君の元へとボールを蹴り返す。
できるだけ返しやすい場所に向けて。

そのボールを見事に琢磨君は止め、足でしっかりと地面に打ち付ける。

「ちょっと、本気出してみるよ」

そう言った琢磨君は一気に走り出し、私を抜いてそのままボールを蹴った。
ボールは花壇のレンガの塀に当たり、私の方へと跳ね返って来た。

私はそれを足で踏みつける。

「琢磨君、やっぱりすごいね」

私は感嘆の言葉を発する。
琢磨君はそれを聞いて嬉しそうな顔をした。
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