まさか私が告白されるなんて

そして私たちは公共の場所であることを忘れ、二人でハグをした。
やっぱり、琢磨君の体はでかい。
なんだかドキドキする。
思った以上に胸板が厚くて、ちゃんと男の体だ。
琢磨君の筋肉がすごく、いい抱き心地だ。

こんなの今まで味わったことが無い。
そうだ、私は父がいない。
すでに、世を去っている。
だから、男の人を経験したことがあまり無いのだ。

すう、はあ、息を吸い込み、吐き込む。

こうでもしないと呼吸が出来なくなりそうだ。
気持ちが良いはずなのに、なのに、心臓がどきどきバグバグとして、呼吸もしにくくなっている。

興奮がやまない。

今、私はドキドキしている。
でも彼はどう思っているのだろうか。

そう思い、ドキドキしながら、彼の顔を見る。
すると、顔が赤かった。
琢磨君もきっと、同じ気持ちなんだろうなと思う。
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