まさか私が告白されるなんて
「わーい」
突然そんな声が聞こえた。それを聞いて私たちはハグをやめ、咄嗟にシーソ―に座った。
「僕ブランコがしたい。お父さん、一緒にお願い」
「はいはい、分かったよ」
そんな親子が楽しそうに会話している。
そのさなか、私は心臓の鼓動が今までで一番鳴り響いてる感じがした。
だって、だって、イケナイことをしたかのような気分になってるんだもん。
確か、勉強中に漫画とか読んちゃうのは、行けないことをしているから、テンションが上がるとよく聞く。
そのせいなのだろう。私が、今ドキドキしてるのは。
一番嬉しい状況なのに、きっとそれが災いして気持ちが落ち着かない。
もう……訳が分からない。
気持ちの整理がつかない。
私は数回、ブランコを漕いで、琢磨君のところに行く。
「帰りましょう」
それだけ言って。